2015年 7月 12日
キッチンのレイアウト...今後の流行は?
こんにちは。リブコンテンツの石井です。
先日、テレビ番組制作のお仕事をしている友人から、
こんな問い合わせがありました。
「○○年頃って、L型キッチンが流行っていた?」
「今はアイランドキッチンが流行りなの?!」
何かと思えば、番組中の出演者の発言が正しいかどうかのチェックしているとの事。
え~、番組制作ってそんな細かいことまで確認を取るんだとビックリ。
最初、単に「や、L型キッチン流行ってないでしょ。」と思ったのですが、
改めて思い返してみると、ふむふむ...
私が、新卒でキッチンメーカーのショールームに配属となった頃は、
アイランドキッチンなんてありませんでした。
(何年前か書いた方がいいのでしょうが...2000年より前です・笑)
大きなキッチンに、作業台としてのアイランドカウンターがあったくらい。
2列型キッチンなんてもちろん無く、
ほぼ、I型かL型の2択で、ごくたま~にコの字型の3種。
選択しが少ない分、今よりL型は圧倒的に多かったはずです。
キッチンが、壁に向かっていたものから、
ダイニングへ向かう対面式への需要が増えてくるに従い、
L型キッチンは、冷蔵庫の置き場所が難しく、
数が減ってきたように思います。
たとえば、こちらはL型キッチンの奥に、
冷蔵庫を納めるパントリーがあります。
L型対面キッチンには、そうした工夫がないと、使いづらいものに...
家族がいる方向へ向いたキッチンは、
お母さんが一人で料理を荷っていた時代から、
ご夫婦二人でキッチンに立ちやすい2列型や
友人を招いてわいわい料理をするには、
回遊がしやすいアイランド型と、
ライフスタイルの多様化にともない、
キッチンのレイアウトも多様化してきました。
ひとりひとりのお客様に合わせ、
その方のライフスタイル、お好みに合ったキッチンを
作っていくリブコンテンツは、
世間全般の流行とは必ずしも一致しませんが、
大まかな流れはこんな感じではないでしょうか。
さて、タイトルの今後の流行は...
『自分だけのオリジナルキッチンをつくる』こと?!だったりして...
もちろん、それはレイアウトだけに限りません。
こんな大理石モザイク貼りのキッチンも、オーダーならでは。
自分のお気に入りのキッチンであれば、
必ずしも流行にのる必要はないのでは?
(IS)