2014年 12月 08日

メンテナンス

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みなさま こんにちは。
月曜日担当 リブコンテンツ鈴木です。
 

今日は晴れやかな1日ですね。
寒さが一層厳しくなって参りましたけれど。
 

先週、6年ほど前にキッチンを納めさせて頂いたお客様のお家に行ってきました。
 

毎年年賀状を送ってくださるお客様で
でも、なかなかお会いするようなタイミングが無く・・・
 

あっと言う間に6年経ってしまいました。
 

「ちょっとメンテナンスが必要になってきたかもしれません」
 

そんなこともあり、
久々にお伺いしてみよう!!と思いお邪魔してきました。
 

どのお家のキッチンも
どのお家のお客様も、ちゃんと記憶にあります。
 

絶対に忘れないのは
一緒にキッチンを作ったストーリーがあるからだと思っています。
 

普通のキッチンよりも、奥行が広かったこと、
新築の構造上、丸い柱を貫通させたようにカウンターを納めたこと、
壁の色がアクセントカラーだったこと、
お客様が小柄で、キッチンを低く作ったこと、
 

何台も何百台もキッチン工事をしてきましたが
まぁ、忘れませんね。
 

今回お邪魔してみると
人工大理石のカウンターの一部分に亀裂が入り
そこが悪化して、段差が少し出来始めてしまっていました。
 

元々、人工大理石は「現場で繋げられる」という
他の材質には無いような特徴があります。
 

職人さんの技術で、つなぎ目(ジョイントと言います)が
ほんとうに全くわからなくなってしまうほど
 

接着剤で繋いだあとに、丹念に磨いて磨いて磨いて・・・という
非常に手間のかかった施工方法で ひとつの繋がったカウンターになります。
 

そもそもは、長すぎて搬入が難しいとか
L型やコの字型のレイアウトの場合は、ほぼ100%現場でジョイントします。
 

ですが、たとえば大きめの地震、揺れやすい構造の建物、
熱が理由に多いですが人工大理石自身の伸縮、
 

それらは、お住まいになってから十分ありえることなのです・・・
そして、亀裂が入ってしまうこともあります。
 

今回は、当時の人工大理石と同じ柄が残っていましたので
その一部をつかって、亀裂部分を削り、埋め込むという手法で
メンテナンスさせて頂くことになりました。
 

「繋げることが出来る」 = 「修復することが出来る」
 

あまり頻繁には困りますけれど、
おおがかりな交換になることを思えばメンテナンスが可能ということなのです。
 

「今夏の暑中見舞いのハガキを見て、お電話したんです~」とのこと。
 

夏と冬
それぞれ OBのお客様にお送りしているグリーティングカード。
 

こういう時の為です!
 

なにかあれば、わたしが担当しますからのサイン。(現役でやってますよ、みたいな)
安心して頂けているといいのですが。
 

ということで
来週あたりから、クリスマスカード発送の準備のようなので
いつもにも増して、しっかりコメント書きたいと思います。
 

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(Su)

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