リブコンテンツの石井です。

今日は、LifeStyleFiles＃4のＨさんとの

お打ち合わせエピソードをご紹介。

それは、リブコンテンツでリフォームフェアを開催した年末、

ご夫妻でショールームへご相談にいらして下さいました。

「パン作りのためのアイランドカウンターがほしい」

それがご要望でした。

Ｈさんのお宅は、マンションに一般的な対面式キッチン。

吊り戸棚のついた垂れ壁と

手元を隠すため立ち上がったカウンターに囲まれ、

セミオープンとはいえ、

ダイニングやリビングとはしっかり区切られた空間でした。

そのため、アイランドカウンターを単独で作ると、

キッチンの外側に置くことに。

リビングが広いため、十分スペースはあるのですが、

それも何だか変な話。

それならば、キッチンをもっとオープンにして、

アイランドカウンターとのつながりを持たせて．．．

でもそうすると、キッチンの間を通ってリビングダイニングへ

入ってくことになってしまう．．．

そもそもこの広いLDK、

ダイニングがやけに押し込められたスペースで、

リビングがむやみに広い？

なんてことから、キッチンの向き、

ダイニングとリビングの位置を

大胆に変えるリフォームプランをご提案したのでした。

そのプランを気に入っていただき、

実際にリフォームさせていただいたのですが、

後々お伺いしたのは、実は当初、

パンこね用カウンターを1つ作るイメージで

相談にいらしたのだと。

リフォームフェアと銘打っていたので、

私たちは頭から、レイアウトの変更は無いにしても

キッチンは作り変えるものと

思い込んでいたのです。

そんな行き違いから産まれたプランですが、

（手前味噌ですが）

以前のプランより、キッチンがぐっと明るく、

ダイニングが広々と、リビングが落ち着いて、

本当によい空間になりました。

Ｈさん自身も、

LifestyleFilesのインタビューで

「キッチンが変わるだけで、暮らしがかわりますよ！」と

応えて下さっています。

お客様は要望をきちんと伝えること、

私たちはそれをしっかり汲み取ること、

とても大切なことですが、

こんな勘違いから良いリフォームに発展することもあったりします

（ＩＳ）

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