2012年 9月 01日
1人の読者のもとに
こんにちは。エディターの田村です。
今日から9月ですね。
HOME KITCHENSの本を、地方の書店さんや読者の方から
直接お電話でご注文いただくことがあります。
今週は、大分県にお住まいの女性から
「インテリア雑誌の情報ページで
『22組の普通の家族の…』という本を見たんですが、
書店を何軒回っても置いてなかったんです。
こちらで注文できますか?」
というご連絡をいただきました。
本当にありがたいことです。
その方は、インターネットはまったくなさらないそうで、
特設サイトやアマゾンで買えることなどもちろんご存じなく、
ただ、『22組の普通の家族の…』
というサブタイトルを頼りに
何軒もこの本を探して歩き回ってくださったんですね。
その姿が思い浮かび、
思わず電話しながら深いお辞儀をしてしまいました。
申し訳ありません、営業が行き届いておらず…。
出版不況とか、本が売れないとか言われて久しいですが
結局のところ、必要としてくれる1人1人の読者のもとに
きちんと必要なものを届けられるか、ということ。
そのための方法は1種類ではなく、
そしてどんどん変化している、この時代。
すべてに言えることですが、
従来の考え方にとらわれず、変化することを恐れず、
いろんな方向から今の自分の課題をとらえ、
柔軟に考える必要を強く感じます。
ちょっと堅い話になってしまいましたが、
このところ、ずっと考え続けていることだったりします。
(田村)
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