2011年 10月 15日
オープンだけじゃないんだよ!
おはようございます! 土曜日担当、エディターの田村です。
今日は、9月下旬に取材に伺ったYさん宅のお話をしたいと思います。
インテリア雑誌の編集部にいたとき、年に1回は必ずキッチンの特集がありました。
なかでもキッチンリフォームの特集はいつも大人気で、
お決まりの「Before&After」を見せ、どんなに快適に変わったか!を紹介するのが定番コース。
「閉鎖的で狭くて光も入らず、料理をする自分だけがキッチンにいて孤独な感じだったけど、
オープンキッチンにしたら広く明るく、いつも家族やゲストと話をしながら料理ができるようになりました!」
というストーリーも定番でした。
実はわが家も、閉鎖的なクローズドキッチンだったのを、壁をこわしてセミオープンにしてもらったことで、
かなり問題点が解決したというリフォームストーリーです。
こういうお宅は絶対多いし、HOME KITCHENSでご紹介する22軒のお宅中、
実に21軒がオープンタイプのキッチン。
そんな中、唯一のクローズドキッチンだったのが、Yさん宅。
新築時にプランニングしたキッチン。
オープンである必要は感じなかったのだそうです。
ホント、このキッチンのどこが、閉鎖的で狭くて暗いでしょうか??
シンク前と奥にある2つの窓から明るい光が差し込み、
I型の機能的なキッチンと背面の収納の組み合わせで、
効率的に作業できる十分なスペースがあります。
中学生の息子さんと小学生のお嬢さんも料理好きで、よくお手伝いをしてくれるそう。
全然、孤独じゃないですよね。
収納カウンター上も、黒でまとめたコーディネートがかっこいい。
余裕を感じます。
Yさん宅に伺って初めて、クローズドもいいなぁ、って思いました。
おもてなし上手な奥様は、このキッチンで、おいしくて美しい料理をパパッと作ってしまうのです。
キッチンの隣は、光あふれるダイニングルーム。
訪れるゲストのイメージによって、テーブルコーディネートを変えるという奥様。
今日は全員男性ゲストなので、墨色のクロスでシックに。
ボーダー状にあしらったグレーのモザイクタイルにも、並々ならぬこだわりが。
そのストーリーは、ぜひ本にてお確かめくださいね。
さてここでもう一度、キッチンをご覧ください。
このキッチンの右奥に、実は秘密のスペースが続いています。
このお話も、誌面のお楽しみにとっておきますね。
Yさん宅、22軒中6番目に登場です!
うーん、だんだん、予告編っぽくなってきたぞ~。
(田村)
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