2014年 10月 05日

コーナーシンクのキッチン

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おはようございます。
リブコンテンツの石井です。

先週は、来月施工予定のI邸に現調へ行ってきました。
現調を調べると書いて現調。
設備配管が立ち上がると、
キッチンの給排水やレンジフードのダクト位置などに
誤りがないか確認に伺うのです。
設備だけでなく、壁から壁の寸法や窓の位置など、
キッチンに絡むところをチェックします。

I邸は、L型対面キッチン。
当初、シンクはダイニングに対面するカウンターに
つける予定でした。

が!つい2週間ほど前、
「今さらこんな風にできますか?!」
とIさんからのご要望。

名称未設定

Iさんが送って下さった写真をお借りしています。

わかりますか?
L型キッチンのコーナーの部分に
シンクがあります。

急遽、大急ぎで打ち合わせを重ね、プラン変更となりました。
当然設備の位置も変わり、
内部配管開始前日に設備図を書き上げ
ぎりぎりセーフ!!

現調に伺うと、しっかり新しいプランで
配管がされていました。
コーナーシンクのキッチン、
リブコンテンツでは確か事例は無いかと...

以前いたオーダーキッチンの会社でも、
私の担当では、1件くらいかなぁ~

新卒時に入社したキッチンメーカーでは...
って、おいおい、どこまでさかのぼるんだ~
ってくらい、稀なキッチンです。

というのも、
コンロサイドの間口がそれなりに広くないと納まらない、
という寸法上の制約があり、
さらに、デッドスペースが多く発生してしまうことから
なかなかプランすることすらないのです。

直前の変更ということで、
後悔の無いよう、これでもかってくらい
使い勝手のデメリットをご説明しましたが(笑)
それでも気持ちが揺るがなかったIさんの為、
あとは、素敵なキッチンにするべく全力を尽くすのみです!

以前に、こんなblog(⇒)を書いていましたが、
そう、料理が楽しく、キッチンにいるのが好きになるのは、
使い勝手だけとは限らず、
それ以上に、そのキッチンを好きになる要素があるのなら、
それでいいのかも。

万人が使いやすく、大多数の人が「いいね」と思うのではなく、
お使いになるお客様本人が、「素敵!」と思えるキッチン。
毎日の暮らしが心地よくなるキッチンをおつくりするのが
リブコンテンツのお仕事なのだから。

Iさん、キッチン楽しみにしていて下さい!!

 

(IS)

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