こんにちは。
フォトグラファーの原野です。
先週ご報告した第3弾ムービー、完成率95％（？）です！
皆様へのお披露目はもう間近です♪

さて、本日は少し写真のお話を。
以前、「家族を撮りませんか。」というテーマで、ワークショップを開いた経験があります。
特に子供やペットを想定した内容でした。

写真を上手く撮るには、ポイントが沢山あると思います。
専門の本を見てみると、露出、構図、ライティングなど「知識」の話が多いかもしれません。
勿論そうした内容も大切なことです。
それを踏まえてですが、もっと身近で今からできることをお伝えしたいと考えました。

（初めてドーナツをみて）

例えば、
「皆さん写真をいつ、どういう時撮りますか？」と聞いてみます。
旅行、散歩、記念日、運動会などが多いようです。
次にこう聞いてみます。
「その時、なんて声をかけてますか？」

やはり多いのは、
「は～い撮るよ～、こっち見て～、笑って～」という答えでした。
これに正しい答えなんてないですね。

でも、例えば散歩にでかけた時、
「さっきポッケにしまったドングリみせてみて」と声をかけてみる。
子供はきっと面倒くさそうな表情にはならないと思います。
その瞬間をどう撮るか。
表情だけにアップしてもいいと思いますし、手元だけでもいいと思います。
少し引いて、夕焼けの中でシルエットにしてみるのは、ちょっと上級でしょうか。

（何かたくらんでいる。。）

声をかけない方がいい場合だってあります。
例えば、何かが初めての時や、いたずらしているときです。
何かに夢中になっているときも、しばらくそっと見ている方が面白いと思います。

（絶対触っちゃいけない、パパのパソコン）

（いたずらがばれたときの表情）

そんな話をしながら、皆で「アイデア」や「きっかけ」を考えていったんです。
あとは、きっかけだけ与えたら、「ありのまま」撮ることも大切でしょうか。

（お話に夢中？？ひとりごとですか。。）

ついつい注文を言いつけてしまいがちになってしまいます（笑）。
相手にとったら、楽しい時間を止められているので、これが続くとカメラ嫌いになっちゃんですよね。
うちの子がそうです。。。
経験上の話ですが、「撮る」ことだけを目的にすると、失敗することが多いです。

皆さんも気をつけて下さいね（笑）！
少しうんちくが長くなったので、続きはまたいつかしたいと思います！！

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