2011年 7月 09日
幸せを呼ぶキッチン
おはようございます。エディターの田村です。
今日は、今週の日曜日におじゃましたばかりの、Mさん宅の撮影ストーリーをお届けしますね。
緑あふれるガーデンテラスを囲むような形の、広々としたLDKです。
いつものように、キッチンの全景から始まって
細部や収納、ディスプレイと進行し、ファミリーの皆さんのご協力のもと
さりげないふだんの暮らしの風景やお料理シーン、と
とってもスムーズに撮影が進みました。
、原野さん
のエントリーにもあった通り、
9歳のお姉ちゃんHちゃんと、6歳の弟Rくんも大活躍。
ママのお得意のソーダブレッドに冷製スープ、具だくさんサラダと、
パパの作ったミートボール。
素敵なランチの準備がととのいましたよ。
さあ、では家族揃ってテーブルについたシーンを撮影しましょう、というところで
弟のRくん、おもむろにリビングから予備の椅子を3つ運び出します。
私達も一緒にどうぞ、ということなのでしょうね。
両手で椅子をかかえて、よいしょ、よいしょ。
「Rくんありがとう。でもねー、写真はまず家族4人だけで撮ったほうがいいから、
椅子は後にしようか～」
「写真撮り終わったら、私達も一緒にいただくからね、ありがとう～」
そう言いながら、彼がダイニングテーブルに置いてくれた椅子を片付けようとする私達。
Rくん、どうしてもいやだと椅子を動かそうとしません。
そのうち、悲しそうにしくしくと泣き出してしまいました。
ここでママが、思い出したようにひと言。
「そうか～、わが家はいつも、全員揃ってからいただきますをするんですよ。
パパの帰りがちょっと遅いときも、お姉ちゃんがレッスンで8時くらいになっちゃうときも、
ずっと待ってるんだよね、だから、今日もみんなで食べたいんだよね」
Rくん、うなずきながらまだ泣いています。
なんか、みんなでじーんとしてしまいました。
無事撮影も終了、ご機嫌が直ってニコニコしているRくんの隣に座らせていただき、
いろんな楽しいお話が聞けました。
お茶とデザートまでごちそうになってしまい恐縮でした。
Mさん、本当にありがとうございました。
そして、七夕が近かったこの日、HちゃんとRちゃんは
「終わったら一緒に書こうね」と、短冊をたくさん用意してくれていました。
「どんなこと書くの？」と聞いたら、小さい声で教えてくれたHちゃん。
絶対かなうと思うよ！その願い事。
さてさて、みんな何を書いたのかな？
大人も本気です。1人で何枚も書いています。
おっ、鈴木さん、それ大事！
私は「HOME KITCHENSの本が売れますように」って書こうっと、と思っていると
Rくんの願い事はなんと…
ここでもやられました。
そうだねそうだね、ということになり、
その後、みんなの願い事は
こんなふうになりましたよ。
気さくなご主人と明るくて楽しい奥様、
立ち居振る舞いの美しかったHちゃん、スケールのでっかいRくん。
Mさんファミリーのおかげで幸せ気分の週末でした。
よっしゃー、幸せを呼ぶ本にするぞ～！
（田村）
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