こんばんは、エディターの田村です。

この夏から手がけていた編集の大きな仕事が、
やっと明日、手離れします。
これまでの仕事人生で、約半年の間ほぼそれだけにかかりきり、
というほどの大仕事に携わったことはなかったので
いろいろな意味で、とても貴重な経験をしました。

編集の仕事とキッチンづくりの仕事は違うけれど、
ここはHOME KITCHENSのブログなので、あえてたとえてみると…、
趣味の合う個人のお客さんのお宅のキッチンを
じっくり話し合いながらつくっていく
（※私はおそらくこちらが向いている人間です）というより、
大きなビルディングの工事の仕事を引き受けて、
いろんなタイプの大勢のお客さんのいろんなリクエストに
ちょっと無理をしながら、長い期間かけて応え続けたという感じでしょうか…。
うーむ、うまく言えませんが、
とにかく、今年下半期は、これまでにない苛烈な日々だったのでした。

そんな日々も、いよいよ明日で終わり。
すっかりうれしくなって、昨日、自分にごほうびのお買い物をしてしまいました。
 

前からほしかった、ガラス作家・イイノナホさん作のランプです。
吉祥寺の「ギャラリーFève」に久しぶりに展示を見に行って、
最初は、有名なペーパーウェイトだけを買うつもりだったのですが、
つい気が大きくなって、ランプもお願いしてしまいました。

ガラスの中に、四つ葉のクローバーが浮かんでいるんですよ。
この心なごむ形と、優しいグリーンを眺めていて、ふと3年前のことを思い出しました。

グリーンのタイルがアクセントの我がキッチン。
リブコンテンツさんにリフォームしてもらったのも
会社員生活を卒業した自分へのごほうびだったっけなぁ。

ジュエリーとかお洋服とかじゃなくて、
ランプとか、椅子とか、キッチンとか、
いつもインテリアのものなのが、自分でもちょっと笑えます。

（田村敦子）