2012年 7月 08日
顔合わせから決定まで
おはようございます。リブコンテンツの石井です。
それぞれのエピソード。
今日は、『HOME KITCHENS』では3番目に登場する
C.Iさんとのお打ち合わせをご紹介します。
当時、かなり知名度の低かった
(今でも決してメジャーではありませんが)
リブコンテンツのショールームへご主人と2人、
突然いらしたC.Iさん。
12月の初旬でした。
お住まいのマンションをリフォームされるということで、
お持ちになられたのは、現況のお写真とご自身で書かれたキッチンの図!
どこに何をしまいたいかが、びっしり!
お料理のデモンストレーションをするので、
大きなアイランドカウンターにシンクを、
壁面のカウンターにコンロをというレイアウトも決まっていました。
お料理のデモと聞いて、当然立派なオーブンも必要と思った私に
「パンもお鍋で焼いちゃうので、オーブンはいりません!」
と、C.Iさん。
そう、C.Iさんのキッチンにはオーブン、電子レンジ、
炊飯器にポットやトースターといった家電が無いんです。
(こう書くと、キッチンってほんと家電であふれてますね)
「食器洗浄機はミーレ、ガスコンロはガゲナウで」
と、かなり明確なご要望。
あとは、そのご要望を形にまとめていく作業。
ところが、リフォーム工事は年明けから着工予定というにもかかわらず、
失礼にもわたくし、
「すみません!!今、手一杯で、年明けまで手をつけられません!!」と、
なんと1ヶ月もプランとお見積をお待ちいただいたのです。
さぁ、年が明けてからは怒涛のお打ち合わせ。
改めて資料を見返してみると、
1月10日から10日間の間に4度図面を提出し、
その5日後には、発注をかけていました!
いや~、私も大変でしたが(すみませんっ)
C.Iさんの飲み込みの速さ、決断力に感服です。
ある日、お宅へお邪魔してのお打ち合わせでは、
お昼にさしかかってしまい、
「腹減ったな、なんか食わしてよ」との
ご主人の突然の言葉に、
その場でお鍋でご飯を炊いてくださり、
出てきたのはなんと韓国のり!
それを3人でほおばり、打ち合わせを続けたのでした
お料理上手のC.Iさんに、最初にご馳走になったのは
『炊き立ての白飯!』
ご飯大好きの私には、ある意味、
究極のおもてなしだったのかもしれません。
こんな、超特急で進んだお打ち合わせにもかかわらず、
C.Iさんご夫妻には、
「こうすれば良かったという後悔がひとつもない」
と言っていただいています。
よかった~
「打ち合わせにはどれくらい期間が必要ですか?」
という質問をたまに受けますが、
こちらの作業時間に加え、
お客様自身が、即決タイプか、
あれこれ熟考したいかなどにもよりますので、
なかなか難しい質問です...
賞味1ヶ月の打ち合わせ期間。
こんなケースはほんと稀ですので、
ご注意下さい~
(IS)
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