2014年 7月 19日
15年前のこと、そして住むこと
こんにちは。エディターの田村です。
このページでも何度かご紹介してきた
ライフスタイル雑誌『住むこと』の創刊号が
7月16日、発売になりました。
第一特集のトップに、
リブコンテンツの皆さん全員集合の記事が掲載されています。
「人のあつまる家」ですね。
もう15年近く前、同じ雑誌の編集部に在籍していたことのある
現在『住むこと』編集長の田口さんから
ひょっこりご連絡をいただいてのお仕事でした。
(今年になってからこういう「つながり復活」的な出来事が
なぜかとても多いのです。不思議ですね〜)
田口さんが私を思い出してくれた理由というのが
「私が初めて招かれたホームパーティが、田村さんちだったんです。
あの日楽しかったことをふと思い出して、
そうだ!と思い、ご連絡してみました」とのこと。
実際は、ホームパーティなんてたいそうなものではなく、
仕事仲間と飲んで楽しむ、ただのくつろいだ会だったんですけどね。
当時私は30歳そこそこくらいで、
集まってくれたのは少し年上の編集部の先輩から、
仲良しのスタイリスト、ロケバスのドライバーさん、
学校出たてのアルバイトさんなど、10数名いたでしょうか?
(あまりよく覚えていない)
当時家に迎えたばかりの愛犬と、
ワインに凝り始めたばかりの旦那と、
上田淳子さんの料理教室で毎月
新しいお料理を習うのが楽しみだった私とで、
早めの夕方から夜中まで、7、8時間、
飲み食いを続ける会というのをこの頃よくやりました。
思い返すと、自分の今につながるいろいろなことが
この頃、始まっていたんだなということに気づきます。
ホームパーティの機会はめっきり減りましたが、
家できちんとごはんを作ること(そして飲むこと・笑)は
どんなに忙しくても必ず守るのが家での暗黙の了解となり、
自分の携わる仕事は、多かれ少なかれ
住むこと、食べることに関連するものになり、
上田淳子さんとの出会いは、ウェブサイトや本になりました。
Photos from HOME KITCHENS by Junichi Harano
「人のあつまる家」のインタビューの中で田原さんも言っている
「家も人も一緒に毎日を暮らして、一緒に年をとっていく」
ということの、普段は気づかない時間の重みと影響力を、
なんだか改めて実感してしまった、土曜日の午後です。
PS
『住むこと』のカルチャーページで、
ほかのスタッフの方々とともに
おすすめの本、音楽、映画についても一言書いています。
こちらもよかったら読んでくださいね♪
(田村)