2014年 3月 08日
Details Close-up in Detail③キッチンレイアウトの種類
おはようございます。エディターの田村です。
『HOME KITCHENS』の本に登場する
キッチンのディテールをテーマごとに集めて見せる1コーナー
「Details Close-up」を、大きい写真でじっくり見てみましょう、
がテーマのシリーズ投稿「Details Close-up in Detail」3回目です。
第1回、第2回はこちら → ①吊り戸棚の使い方
今週は、キッチンレイアウトの種類についてご紹介します。
まずは1列型とも言われるI型。コンロとシンクが1列に並んだスタイルです。
壁とどう接するかによって3種類に分けられます。
壁に面したキッチンの基本型です。真っ白にグレーのアクセントがおしゃれ。
同じくI型でも、こちらは1辺が壁についた形のペニンシュラ。
セミオープンのキッチンによく採用されます。
I型のアイランドは人気のスタイルですね。
ダイニングテーブルとくっつけて使用している方もよくいらっしゃいます。
続いて、2列型とも言われるⅡ型。
これも壁との関係によって2種類に分けられます。
壁側にコンロを、ダイニングに向かう側にシンクを設置。1辺が壁に接したペニンシュラです。
こちらもⅡ型ですが、シンクを設置したのは回遊できるアイランドです。
お次は、コンロとシンクがL字に並んだL型。
こちらは、壁と窓に面したL型キッチンに、
もうひとつシンクをつけたアイランドカウンターをプラスしています。
広々としていてうらやましい!
そして最後はU型。コの字型とも呼ばれるスタイルです。
2つあるコーナーをどう有効利用するかが課題ですが、
動線もよく、スペースが取れれば検討してみたい形ですね。
キッチンのレイアウトの基本をおさらいしてみましたが、
これらを応用した変形スタイルもいろいろあります。
All photos by Junichi Harano (c) Home Kitchens
たとえばこちらのお宅では、通路を挟んでいわばT字型に
コンロとシンクを設置しています。
オーブンや食器洗浄機、冷蔵庫、食品庫も
家族の過ごし方によって考え抜かれた仕様です。
こんなところもやはり、オーダーキッチンの良さ。
今回のテーマ、『HOME KITCHENS』の本では、38ページで詳しく解説しています。
大好評の“BUY 1 GET 1 FREE”キャンペーン
(1冊買うと、もう1冊差し上げます」という太っ腹企画)は
3月31日までです! どうぞこの機会に♪
それではまた来週!
(田村)