2011年 10月 11日
カメラマンはもうやることないの?
こんにちは。
カメラマンの原野です。
前回お伝えしたように、全ての撮影は終了しましたが、
では、もうカメラマンの仕事はないのかというと、実はそうではないんです。
レイアウトが決定すると、今度は
「本番用」のデータというものを作成しています。
酒井さんに組んでもらっているデータは、あくまで「アタリ」のデータ。
どの写真が使われ、どの程度の大きさになるか、この時点ではっきりとわかります。
掲載される全てのカットに対して、
もう一度、明るさ、色味、コントラストなどの基本的な調整は勿論、
部分的なレタッチも行っていきます。
画像処理やレタッチと聞くと、
なんだか「うそ」の世界をつくっているように聞こえるかもしれませんが、
テイストはあくまで自然にし、
その写真をより完成度を高めるものとして行っていきます。
これからは、そういった作業でパソコンに向かい合う時間となりそうです。
いい1冊になるよう、これからも頑張っていきますね!