2011年 7月 20日

映画「KITCHEN STORIES」

カテゴリー 本・映画

こんにちは。
web担当の徳永です。

今回はkitchenが舞台の映画を紹介したいと思います。

「KITCHEN STORIES」(キッチンストーリー)です。

ノルウェーとスウェーデンの合作。
舞台は第二次世界大戦後のノルウェー。
主婦の台所仕事が世界的に重要視され、
調理台やキッチンの国際的な規格ができあがってきた頃の話です。
商品開発や、台所の規格の設定のために、
「ノルウェーとフィンランドにおける独身男性の台所での行動パターン」の調査のために
スウェーデンの調査員(フォルケ)がノルウェーの一人暮らしのおじいさん(イザック)の家に
調査員としてやってくるところから、お話しは始まります。

(イザックは「馬がもらえる」という条件で調査を引き受けるのですが、その「馬」とは。。。)
毎日毎日、調査員のフォルケは無言で、おじいちゃんのイザックのキッチンでの動線を監視&記録。
規則としてお話ししてはならず、最初はギクシャクしますが、段々と心うち解けて、
規則を犯して仲良しになっていきます。

私がこの映画を初めて見たときは、
調査の仕方が面白すぎてまさか実話だとは思っていなかったのですが、
今回見直してみて、特典映像でのスウェーデン出身のLiLiCoさんによる監督とのインタビューで、
「ノルウェーとフィンランドにおける独身男性の台所での行動パターン」の調査は
25年間も(!)本当に行われていたことが判明。びっくりです。

こぢんまりとしたキッチンで、最初はぎこちなかったおじいちゃんとおじさんが、
かわいいカップでコーヒーを飲んだり、ケーキを食べたり、
笑い合ったりする様子がほほえましい、ほのぼのムービー。
「ノルウェーとフィンランドにおける独身男性の台所での行動パターン」の調査が
今のキッチンやキッチングッズ事情とどれぐらい関係があるのか、興味津々。

秋に発売、現在制作中の本「HOME KITCHENS」は、
日本の普通のご家庭のキッチンのドキュメンタリーだなと感じています。
作り込むことを一切していないナチュラル感とハッピー感は、
時代や国境を越えて世界中の人に楽しんでいただける一冊になると思います。

是非、お楽しみにしていてください。

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