こんばんは、再びエディターの田村です。

先行予約が始まって1週間経過し、おかげさまで

毎日かなりいい感じのペースで、お申し込みメールをいただいています。

皆さま、本当にありがとうございます！

通信欄に「ずっと待っていました！」「いつもHP楽しみにしています」「早く読みたいです！」などなど、

あたたかなメッセージを書いてくださる方も多く、

ウェブサイトオープンして本当によかったなーと思いました。

そんな、いい意味でのプレッシャー＆うれしさをガソリンにして走り続ける毎日です。

少しでもいいものをお届けするために、一同がんばりますね。

というわけで、今朝一生懸命書いていた（そして消してしまった）のは

今まさに佳境を迎えている、編集作業のこと。

現在、すでにページの状態になっているレイアウトの束を前に、

田原さんと鈴木さんから、たとえば「このハンドルまで入れた写真のほうがいい」

「この収納の機能はぜひ入れたい」「この角度からのキッチンを見せたい」

といったような、キッチン設計担当者としての視点からの細かいチェックをしてもらい

全体のバランスを検討する、ディスカッションの最終段階を迎えています。

人物やお料理の写真の入り方のバランスを取った結果、

みんなが気に入っていた写真を本編では落とさざるを得なくなったり、

撮影現場で「この写真は大きくしよう」と話していた写真が

それほど大きくできなかったりするようなことも起こります。

こういうのって、正解が1種類ではないので、できるだけ多くの可能性を試して

よりベストに近いものをじっくり検討していくことになります。

正直言って、この作業にここまで時間と手間をかけることはそうそうないのですが

何しろ、10カ月かけて撮影してきた、「オール新規撮影」の写真ですし

HOME KITCHENSの場合特に、このプロセスがとても大切だと思うのです。

そのうえで、章ごとのストーリーや全体の起伏のつけ方に気を配りながら

気持ちのいいナチュラルな

（でも予定調和ではない部分もちょっと入れて、楽しい流れになるように）、

ビジュアルのバランスを取っていきます。

この段階がきちんと完成すれば、あとは一気に仕上げ！

…って、その「仕上げ」のプロセスも結構長いんですけどね。

それにしても、本づくりにおけるプロセスを、リアルタイムでブログに書いていくのは

20年以上編集の仕事をしていますが、初めてのことです。

これって、後で読むと結構おもしろいかもしれないですね。

（↑今頃言ってんの？　しかも自分が言い出したくせに…）。

では引き続き、がんばってまいります。

☆今回のエントリーの写真も、

スタイリッシュでコンパクト、22組中唯一のクローズドキッチンの、Yさん宅の風景。

この取材のことも、近日書きますね！

（田村）

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