2012年 3月 08日
FILE No.17~Oさんとの出逢い
こんにちは、
リブコンテンツの田原です。
けっこう前ですが
ワタクシブログ
のほうで
「本にご紹介しきれなかった
それぞれのお宅のエピソードを
ブログに書いていきたいな」
と書いておりましたが
今週から少しずつ
順不同ですが思いつくままに
書いてみようかな、と思います。
本では17番目に登場されるOさん。
もう20年以上、
ご自宅でトールペイントの先生をされている
元祖サロネーゼの奥さまです。
Oさんとの出逢いは10年少し前。
まだリブコンテンツには
ショールームもなく
私がひとりで細々と
サンプルや図面を片手に
あちこち打合せに出向いておりました。
ご紹介者である設計者のかたから
「15件以上のキッチンメーカーを検討し
ちっとも思い通りのキッチンが見つからない、
と困り果ててるかたを紹介します」
と言われ、それだけでも緊張していたのに
待ち合わせ場所に現れたOさんは
金髪(←茶髪じゃないですよ)にベビーピンクの口紅。
明るいスカイブルーのコートで
「こんにちは~!」
と、私の10倍くらいのハリのある声に
はじけるような笑顔。
ひょえ~っ!
だだ大丈夫か、私。。。(←いまだにそうですが、かなり地味め)
当時は、お見せするような施工事例もほとんどなく
どんなお話をしたら
15件との違いがわかっていただけるのか・・・
そもそも私、ちゃんとしゃべれるかしら・・・
(↑しょっぱなから圧倒されまくり)
でもお話しするうちになぜか私には
ぜったいにOさんの思うような
素敵なキッチンができる!
という根拠のない自信が芽生えてきました。
なんというか・・・
Oさんの望んでいることが全て
「そうそう、オーダーキッチンってそういうこと」
ということばかりだったんです。
正直、何をお話ししたのかは
さっぱり覚えていませんが、
お昼の1時にお会いして
お別れしたのはなんと夜の9時・・・
いやあ・・盛り上がりました。
あんな打合せ、
もうできないな・・・(物理的・体力的両面で)
たしかエクセ○オールカフェ?!
お店の人、そうとう不審がってましたね、きっと。
Oさんがキッチンに望んでいたこと。
あとからいろいろ振り返ると
こんなことかな~
私らしいキッチン。
真新しくなくていい、
古びた素材感が味わいの、
私にしっくり馴染む、私だけのキッチン。
飾れてしまえて
遊び心があって絵になるキッチン。
大好きな色、絵を描ける扉。
私の表現の場でもある
キャンパスのようなキッチン。
完成して9年。
その通りに成長した
Oさんのお宅のキッチンを見て
本当にうれしかった私です
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